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「先生、私すっごく体が固くって・・・それでもヨーガできますか?」
「ヨーガをしたら痩せますかね?」
ってな言葉を、もう何回耳にしたことでしょう。

きっと、世の中のヨーガを指導してらっしゃる先生方なら、もれなく一度は耳にする言葉でしょう。

こんな質問をされる方は、決まって自分の潜在意識の中にすりこまれているであろう思考パターンに
気づいてないんですね。これって私を含め、ほとんどの人がよく陥るケース。
はい。
ここで今日のお題の登場です!
ずばり、「ヨーガをする人の責任」ってなんじゃらほい? 
そもそも、責任なんてあんの?えー?!って思ったそこのあなた。
そんなに、構えずに、ゆる〜く、読んでやってくださいね◎

ヨーガのアーサナを練習する時や、瞑想をする時、よく私たちインストラクターは
「呼吸を観察しましょう」とか、「自分の内側に集中しましょう」とか、声をかけます。
これは、Vichara Sadhana (自己探求・内観について)について触れているんです。

ヨーガは苦しみからの自由を求めることにつながる。
その苦しみってのは、自分が持っていると思ってる感情や思考(つまり、出てくる感情や思考、現象が自分の一部であると思っている状態)のことで、それらから自由になるためにはどうしたらよいのか・・・まずは内観していくことからはじめるんです。

出てくる感情や起こった現象は、私たち自身のパーソナルなものではなく、私の状態にすぎないと考えます。私と私の状態と二分します。

私たちの毎日の思考はその内、98%が過去に積み上げられた経験からつくられているとか・・・。
その考えのほとんどは潜在意識の中にあるそうな・・・。
なんども、なんども同じ思考をしていくことで、
それは潜在意識の中に刷り込まれていき、いつしか自覚のないままyesになっていく。
潜在意識ってのはスポンジのようなもので、思考にわき起こったものを全てyesと受け入れてしまうんです。ってなわけで、「これはあんまり自分のためになってないな」というような思考パターンを把握しておくと、今の自分の状態と自分という間に空間をもたらすことが容易くなる。

ヨーガの学びを通して、私たちはパターン化された思考回路から離れるという作業をしていきます。
そのためにも、まずは自分のパターンに気づく必用があるんですね。
ただただ、マットの上で体を動かしてるんじゃなく。
この体を使って、自分のパターンに気づく。
「足を骨盤の幅に〜」→「私の骨盤ってこの幅」と思って広げたところ、先生に調整されたり。
「足を働かせて〜」→「働かせてるつもり〜」になってたり。
これは私のパターンですが(苦笑)。
アーサナの練習中、体の感覚に頼りすぎてしまうとアライメントを見失うことがあります。
この体の感覚も経験によるパーセンテージが大部分をしめてるからです。

このように、マットの上での気づきを、日常生活の中に落とし込んでやることが大事なんですね〜◎
実はそれってマットの上での練習よりはるかに難しかったりします。

自分のパターンに気づき、それを変化させていくこと。
これが私たちヨーガをする人の責任なんや〜と、私の先生がゆうてはったのを思いだしたわけです。

「ヨーガは体が柔らかい人がするもの」とか、
「ヨーガをしたら痩せる」とかいうたぐいの情報を何度も目にするうちに、耳にするうちに、
知らず知らず、潜在意識に刷り込まれてしまったんでしょう。

なんて言う私も、「ママである責任」ってな言葉のイメージがだい〜ぶと潜在意識に刷り込まれてしまっておるなぁと感じている今日このごろ。

本屋さんでは世にもキレイな美ママ達が華やかに育児ライフを楽しんでいるさまをたくさん目にします。その度に、ママはいつもハッピーじゃなきゃ!とか、美しく!キレイに!とか、子育ては楽しい事ばかり〜!幸せ〜!ってなイメージが刷り込まれてしまいます。
はたと我を振り返ると、ノーメイクに腹巻き姿で方乳出してる私がいるわけです。
そして、現実とのその刷り込まれたイメージとのあまりのギャップに衝撃を受けます・・・。

今でこそ楽しい時間がほとんどですが、娘が産まれたての頃は、
私の体の不調や慣れない子育てに不安を覚えて涙がこぼれた時もありました。
そしてまた、現実とイメージとのギャップに衝撃を受けてというパターンを繰り返してたんですよね。

こんなふうに、マットの上では取り組みやすいのに、日常生活にもどるといっきに難しくなる。

何を隠そう、私がクラスでみなさんにかけている言葉は、私自身にもかけている言葉なんですよね^^;

ヨーガをする人の責任も、ママであることの責任も、理論は同じ。
そして、このパターンが自分の一部であると思っているとき、苦しみがうまれる。
私の瞑想の先生いわく、自分のってゆうエゴマインドは痛みや傷だそうです。
私達がお母さんの体から離れたとき、
つまり、生まれたとき(産道をとおって出て来て、へそのおを切られた瞬間)の痛みや傷はなおすことができないそうな。この痛みに対して、私たちが唯一できることは「手放す」こと。

明日のクラスでも、まずは呼吸を感じることからはじめようと思います。